Yuji Makino

Feels not real 主観的な感覚はあてにならん(牧野訳)

最終更新: 2020年8月4日

Feels not real 感覚は現実ではない

レッスンやゴルフをしていていつも感じることです
 

 
例えば
 
そちらに振ると飛ばないような気がする
 
左に飛びそうな気がする
 
トップの位置が小さすぎるよう感じる
 
フェースが開いているように感じる

それらの感覚は一度試して結果が出たうえで判断することをお勧めします

では現実を確かめるのはどうすればいいの?

僕はボールの弾道や飛距離や飛び方を現実として受け入れることにしています。

最近の弾道測定器などでもその現実を知ることはできますね(こっちの方が正確です)

いくら左に振ったつもりだからと言ってボールが目標よりも右に出たり曲がったりしてしまうということは目標より左に振れていないことになりますね

技術向上のためのレッスンでは「そんなつもりはないです」と感じられることを指摘することも多々あります。

そんなつもりはなくてもそうなっている事実を受け止めていただきたいです。

その上でどうするのかを一緒に考えていけば新たなステージに到達するのではないかと思います。

こんなこともありました。

とあるレッスンでお客様がミスをされました。

ミスされた後に僕が

「今のショットはボールがクラブのどこに当たったかわかりますか?」

と聞きました。そうするとお客様は

「わかりません」

と言われたので僕が

「クラブのここに当たっています」

と言いましたらそのお客様が

「私そんなところで打ってません」

と言われました。

僕はひっくり返りました

でもそのお客様に共感される方も多いのではないでしょうか?

まさにFeels not realですね。

そんなつもりはない!そんなことしてない!と感じられても感覚は違うということが多々あります

僕も自分の感覚には常に疑いをかけています。自分の感覚なんて信用していません。

信用しているのは自分の感覚に対しての結果であります

ぼくは今まで全く逆のことをイメージすると良くなることが多々ありました

すぐに結果が出ることはないかもしれませんが、あまり長いことやっても結果が出ないことはオススメしません

おおよその目安は10球

10球以内に何かいい結果が出ないと厳しいかもしれません(例外はありますが)

10球我慢するのもなかなか大変ですがレッスンを受けていただく方にはちょっと試してやるか!という気持ちでいていただくととても嬉しいです。

使えるかどうかはみなさまご本人が判断してください

レッスンではお一人お一人違う感覚をお話しいただきながら一番いいことを探していきます。

人それぞれ違いますから

こんな記事を書くと弾道測定器が欲しくなってきました

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